アライブ【8話】のネタバレ感想!薫は本当に去って行ってしまうのか?

2月27日にアライブ第8wが放送されました!

前回は、須藤が「匠の死の責任は自分にある」と認めて、謝罪をしました。

それによって、薫は苦しみから解放されたかに思われましたが、最後のシーンでは、薫の口から「サヨナラ」という言葉が・・・。

それはまるで、後回しになっていた進退問題の、決意を固めたように聞こえました。薫は本当に、横浜みなと総合病院を辞めてしまうのでしょうか?

以下第8話のネタバレと感想です!

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アライブ【8話】のネタバレ感想!

高校生のがん再発患者

高校生の井上和樹(萩原利久)は、幼い頃からがんで入退院を繰り返していた。大学入学を控えていたが、今回で2度目の再発となり、3度目の闘病生活を強いられることになったのだ。

「ただいま・・って感じですね。三回もがんになるなんて・・・」

重苦しい和樹の言葉に、心(松下奈緒)はこう言った。

「和樹君、不安なことがあったら、何でも話してね。」

和樹は心を動かすことなく、

「どうせみんな、嘘つきだから」

と、無表情に返した。

「先生、俺ネットじゃ“希望”とか言われちゃってて・・・笑っちゃうでしょ。」

がんサバイバーである和樹は、『がんと僕』というブログを作って、近況を配信している。それを見た人が、和樹のことを“希望”と言ったらしい。

数日後、和樹の抗がん剤治療が始まったのだが、その心は閉ざしたままだった。見かねた夏樹(岡崎紗絵)が、心に寄り添うために話しかけるが、かえって和樹の気持ちを荒らしてしまうのだった。

AYA世代の問題から学ぶこと

AYA世代には特有の悩みや問題があり、彼らには接し方が難しい。

AYA世代とは、思春期・若年成人の世代、15歳~39歳までのことである。

心は「AYA世代の交流会」を開くため、薫に協力を頼むことにした。

交流会では、AYA世代のがんサバイバーが集まった。就職、結婚、卵子保存・妊娠などの意見交流が行われた。

彼らの問題は、不安や悩みはあるのに、それを相談したり、患者同士で共有する場が少なくて、周りから孤立しがちであるということ。

周りが充実している時期に、色々なことを犠牲にして、闘病するのが辛いということ。心はそういう彼らに、「自分の気持ちに正直になって欲しい」と思うのだった。

交流会の後、夏樹は和樹のブログを読んだ。

入院・治療中なのにも関わらず、まったく架空の出来事が載っている。

「私で良ければ、気持ちでも不満でも話して下さい。嘘をつく必要ってあるんですか?」

夏樹は、和樹が本当のことを誰にも話せず、孤立していくことが不安だったのだ。

「ブログを読む人のためですよ」

和樹はそれを、エンターテインメントと呼んだ。和樹は自分を「希望」と呼ぶ人の「希望」を奪いたくないのだという。

どうせ誰にもわからないと思ったのか、和樹は卑怯な方法で夏樹を振り払いに出た。

「先生、代わってくれよ!代われもしないのに、偉そうなこと言うんじゃねえよ!」

結局和樹は、夏樹を病室から追い出してしまった。

ある日和樹は、幼かった時代の闘病を思い出していた。あの日、自分を励ましてくれたのは、光野(藤井隆)だったことも。

「この涙は、お母さんの分、この涙はお父さんの分、この涙は和樹君の分。」

全部の涙を合わせれば、笑顔に変えることができる。

和樹の気持ちが、少しずつ変化していった。

高坂民代の「人生会議」

高坂民代(高畑淳子)は、薫(木村佳乃)の執刀で手術をしたが、腹膜播種だったため、肝切除を断念せざるを得なかった。つまりこれにより、手術による完治はなくなったのだ。

「抗がん剤治療はしない」と決めた民代のために、心は「人生会議」と題した書類を手渡した。

それに「人生の終わりまで、どのように生きたいか」を、考えて記入するのである。延命より、最後まで自分らしく生きることを選んだ民代は、その用紙に「抗がん剤治療はしたくない」、「海外旅行に行きたい」と記入した。

その少し前から、民代は佐倉莉子(小川紗良)と話をするようになっていた。

ある日の診察の待合室で・・・抗がん剤の影響で髪が抜けてしまった莉子のウイックを、民代が「似合っていない」と言ったことがきっかけだった。

その日から二人は、楽しく話ができる関係になっていった。海外旅行先を二人で考えたり、恋をしている莉子の背中を民代が押したり、メークをしてあげたり。

「がんサバイバーの絆は深い」と民代は言ったが、同じ境遇だから、気を使わずに思いやりを持って、接することが出来たのかもしれない。

民代の退院の日・・・民代はこの日を門出と言った。心と薫は見送りに立った。すぐ後に莉子も駆けつけた。

「民代さん、ありがとうございました。」

莉子は民代に深々と頭を下げた。

「本当にこれでいいんですね。」心が、再度民代に問いかけた。

「最後まで自分の足でやりたいことやり切って生きぬくの。だから行くの。」

「あんたたちも、負けないように輝きなさいよ!」

病院を出た後、一度民代は振り返った。寂しそうな表情が、強い決意の表情に変わった時、再び前を向いた。そして民代は、その先へと歩いて行った。

素直な気持ち

心と薫は屋上にいた。

心は思い切って、自分の素直な気持ちを薫に話した。

「薫先生が必要です。腫瘍内科にとっても、私にとっても。患者さんのために私たち出来ることがもっともっとある。私たちだからこそ、救える患者さんもいる。」

「ここで一緒に働いて欲しい。どうかな?」

薫は、心の気持ちが嬉しかった。だから、二人で一緒に働き続けることを選んだ。

「よろしくお願いします。」

そして二人は、笑顔で握手を交わした。それは、固く、固く、長い握手だった・・・

『アライブ』8話の感想~素直な気持ちがテーマ~

高校生の和樹は、「自分の辛さは自分しかわからない」という気持ちだったと思います。人の希望を壊したくなくて、嘘をブログに綴るわけですが、その後素直に自分の暗く辛い気持ちを書けるようになりました。

高坂民代は、「延命はせず、好きなように生きたい」という強い気持ちを貫きます。

そして心は「薫と一緒に、患者さんのために出来ることをしたい」という自分の情熱と、薫への気持ちを素直にぶつけました。

結局薫は病院に残ることにしましたが、その素直な気持ちとは?答えは、「心のそばにいたい」ではないでしょうか。

「退職願」を出した薫は、受け持っている患者を、途中で投げ出すことは出来ませんでした。でも、それが終われば、病院そのものには何の未練もなかったと思います。

つまり、辞めることがどこか苦しかったのは、やはり「心と離れるのが辛いから」なのだと感じます。

8話は盛りだくさんの内容でしたが、次は、9話です。いよいよ、クライマックスですか?心、薫の二人と、高坂民代の動きが注目ポイントですね!

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