2月3日放送の「1番だけが知っている」に出演の多重人格者haruさん。
これまでも同番組やAbemaTVなどに出演し話題となりましたが、haruさんが多重人格者になった原因や生い立ちとは何だったのでしょうか?
過去の情報をまとめ、haruさんに迫っていきたいと思います。
haruさんは解離性同一性障害であり性同一性障害でもある
昨夜生放送を終えたabema TV
カンニング竹山の土曜THE NIGHT!
多重人格の病に生きるharu君がゲスト!
生放送中にも突然いくつかの人物が出てきます!
映画やドラマ、漫画や小説でもないこの病気の現実を知ってください!
勇気あるharu君、花まるに生きろよ^_^!
こちら→https://t.co/NC4q43vaAd pic.twitter.com/5QIOJ8oWTA— カンニング竹山 (@takeyama0330) October 20, 2019
haruさんは通信制大学に通う23歳で放課後デイサービスの保育士、塾講師、エンジニアとしても活動。
10名もの多重人格を持つharuさんは、解離性同一性障害(DID)、性同一性障害(GID)そして多動性障害(ADHD)であることを医師から診断されているそうです。
haruさんが診断された解離性同一性障害(DID)とは
解離性障害は本人にとって堪えられない状況を、離人症のようにそれは自分のことではないと感じたり、あるいは解離性健忘などのようにその時期の感情や記憶を切り離して、それを思い出せなくすることで心のダメージを回避しようとすることから引き起こされる障害であるが、解離性同一性障害は、その中でもっとも重く、切り離した感情や記憶が成長して、別の人格となって表に現れるものである。
引用元:wikipedia
つまり何かしら忘れたい出来事が起こり、心のダメージを避けるため多重人格というものが生れたと考えることができそうです。
さらにharuさんは「メンタルなんにんもいる人」としても活動しており、ツイッター上では自分が抱える多重人格の状態を動画で表現しています。
「日常が途切れる世界」 pic.twitter.com/Tqlih5t563
— haru@メンタルなんにんもいる人 (@hr_3200) November 17, 2018
また、性同一性障害(GID)でもあるharuさんは以下でも触れますが、戸籍上は女性として産まれています。しかし現在はホルモン療法を受けながら男として生活しているそうです。
haruさんが多重人格者になった原因や生い立ちとは?
僕がテレビに出ることで、良くも悪くも解離性同一性障害が広まった。メディアは影響力が強い分、受け取り手に解釈が委ねられてしまう。今回の放送内容は、バラエティ色が強く、反感を買う内容かもしれない。罹患者の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ないという気持ちでいっぱいだ。ごめんなさい。
— haru@メンタルなんにんもいる人 (@hr_3200) February 2, 2020
haruさんがいくつかのメディアやsnsで発進した、多重人格者となった原因やその生い立ちについてまとめてみます。
- 1996年、エンジニアの両親のもと女性として産まれる
- 3歳のころ、すでに頭の中に「お兄ちゃんのような声」が聞こえていた。同時期に性への違和感も感じ始めていた。
- 6歳のとき、赤いランドセルが嫌で腹を切ろうとした
- 小2の時両親が離婚。祖父母とともに母親の実家で生活を始める
- 小学校では不登校気味だったが、なぜか成績はのぴていった(別人格がテストを解いていた)
- 小6の時父親が亡くなった
- 中学に入り、なぜか下がっていった成績や、性への違和感などによるストレスなどから「起立性調節障害」に。不登校になる。
- 中2の時うつ病に。自殺未遂を図る
- 中3のころ別人格が現れ始め、成績もアップ
- 中学卒業後、女性もズボンをはける高専へ進学
- 思春期に差し掛かり、性への違和感持つよくなり限界へ。病院で性同一性障害との診断を受ける
- 高専3年時、親の転勤で転校。別人格が現れることも増えたこともあり、成績も問題なかった。
- 担任がharuの違和感に気付く。医師の診断を進められ「解離性同一性障害」と診断が下りる
- 19歳のころ性被害を受け自殺未遂
- 22歳のころ社会に不安を覚え、自殺未遂
引用元:MSNニュースなど
こうやって生い立ちを振り返っていくと、性同一性障害によるストレスや、また幼少期の両親の関係性が影響を及ぼしたと考えることができそうですね・・。
また環境に溶け込むことができなかったり、自殺未遂をしてしまうことも複数回あったりと、私には想像もできないような生い立ち、人生を送ってきていることが分かります。ドラマや漫画でみるような印象です。
多重人格者10名のまとめ
haruさんは自身ですべての人格を把握たわけではなく、医師のカウンセリングを受けていくことで10名の人格を知ったことを明かしています。また交換日記のようなものに各人格が言葉を残すことで存在を確認するそうです。
こちらもこれまでの情報からまとめていきます。
- 洋祐、23歳。3歳のころからいるとされる交代人格のまとめ役。
- 由衣、16歳女性。嵐の二宮ファン。
- はると、6歳。飛行機が好き。
- 悟、13歳。酢額や物理が好きで圭一に教えてもらっている。
- 圭一、25歳。コミュ障だが賢く、学生時代にテストを受けていたとされる人格。エンジニアとして活動しているのも彼。
- 灯真、中高生。ピアノが得意
- 圭吾、19歳。洋祐が意図的に出せる。
- 悠、年齢不明。男でも女でもなく不登校時に形成。過去リスカした人格。
- 付、年齢不明。深夜に家を飛び出す癖。
- 航介、17歳。高専時代にいた?
haruさんがharuさんでいる時間は1日2,3時間で、あとは他の人格になっているそう。またほかの人格になっているときもharuさんを演じることもあるそうです。
これだけ人格があるということはそれだけ、忘れたくなるような体験をしてきたということもできますよね・・。

おそらく今後、haruさんが「一番だけが知っている」を含めメディアへの出演は増えていくと思われます。
いろんな生き方がある中で、haruさんの今後にも注目していきたいですね!